こんにちは!
今回は、中島の人気焼き鳥店『のかおい』さんに取材に来ました✨
プライベートではじめて来て食べたとき、
あまりにも美味しくて感動した思い出のあるお店をご紹介いたします。
『のかおい』さんのマスターである盤木(ばんき)さんご夫婦が、
仕込みの最中でしたが、快く取材を受けて頂くことができました。
毎日、午前中から仕込みをしているようで、
お休みの日も必ずお店に来ているというマスターの盤木さん。
まず初めに気になったのが、『のかおい』という名前。
マスターに、お店の名前の由来を伺うと、
以前、盤木さんが、埼玉県の大宮に住んでいた頃に働いていた焼き鳥屋さんが『のかおい』というお店。
そこの師匠さんから『のかおい』をいう名前を頂き、
地元室蘭の中島でオープンされたようです。
ちなみに『のかおい』は、
ハワイ語でノカオイという言葉で、
『すばらしい』『一番』『最高』という
意味なんだそうです✨
2013年の5月にオープンし、
現在9年目のお店。
今では、室蘭で人気のお店となった『のかおい』さんですが
開業したばかりの時は、全然お客様が来ない状態が続いたようで、
せっかくご来店頂いたお客様からも
毎日のように『豚串(室蘭焼き鳥)ないの?』と聞かれ
食べずに帰られたお客様もいたりして、
貯めた貯金も減っていき、大変な時期があって今に至るようです。
その大変だった時期を乗り越えた経験から
「お客様が毎日来てくださるのが一番嬉しい」と語るマスター。
『のかおい』さんの魅力・こだわりは?
室蘭名物の室蘭焼き鳥ではなく、
一般的な鶏肉の焼き鳥を提供している『のかおい』さん
焼き鳥居酒屋ではなく、
一本一本焼いて食べてもらうスタイルの焼き鳥屋さんです。
『のかおい』さんで扱っている鶏肉は、
北海道の厚真・知床産の鶏肉を
工場で捌きたてのお肉を仕入れて使用しているから
鮮度が抜群✨
炭にもこだわりがあり、国産の備長炭を使用しているようで、
マスターが「こんな近くで焼いている焼き鳥屋さんはないんじゃないかな?」というほど、
炭と焼き鳥の距離を近づけて、高温で一気に焼く独自のスタイルが特徴です。
⇧これが美味しさの秘訣!
たしかにお肉と炭が近いですね!⇧
お肉の鮮度と独自の焼き方によって、
感動するほどの柔らかい焼き鳥になるそうです!
あとは、焼き鳥といえば「たれ」ですね。
『のかおい』さんのたれは、
大宮の師匠さんのこだわりの「たれ」を取り寄せて、
継ぎ足し、継ぎ足しで使われているようで、
旨味と深みがありながらも、
あっさり食べられる秘伝の「たれ」
できるだけ地元の食材を使いたいとおっしゃるマスター。
登別温泉のわさび、室蘭のうずらの卵、
虎杖浜のたらこ、室蘭の天かまを使用したメニューもあり、地元を一緒に盛り上げたいという想いがあるようです。
マスターの盤木(ばんき)さんは、
登別温泉で生まれ育ち、
室蘭工業高校時代にボクシングで
日本3位になられたすごいお方👊
その後、ボクシングがしたくて東京に行き、
その時に働いていたのが、
埼玉県の大宮の焼き鳥の師匠さんのお店だったそうです。
25歳の時に地元に戻ってきて、
クロネコヤマトさんで働きながら、お金をためて開業された努力の方。
配送の担当が中島だったことからも、中島での開業を決めたきっかけに。
マスターの趣味は、仕事と愛犬の散歩。
柴犬の名前は、のかおいから名付けた『のか』ちゃん(メス)
こだわりの内装も、大宮の師匠さんと一緒にお店づくりを考えたそうで、
外からお店の中が見える窓の外観や
串のメニューが書いてある文字は、
埼玉の提灯屋さんに書いてもらったそうです。
(売り切れになると、赤い文字に変わります。)
のかおいさんの人気メニュー
それでは、『のかおい』さんの人気メニューをご紹介いたします✨
数ある焼き鳥メニューの中でも、1番人気が『シロ』
これ目当てで来店する方もいるほど、
口に入れた瞬間、ほど良い弾力感のあとに、
やわらかさと、とろけるくちどけの絶品『シロ』
これを食べた方は、きっと感動すること間違いなしの逸品です✨
おすすめは「たれ」だそうですが
「塩」でも抜群においしいです!
2番目に人気なのが『レバー』
レバーの概念が変わるほどの柔らかさ
レバーが苦手な方も、
このレバーなら美味しく食べられるという方も多いようです。
おすすめは「たれ」
マスターが食べてほしい逸品でもある『ささみ』
食べ方は「塩」「たれ」「梅」「鬼漬け」「山わさび」があり、
マスターのおすすめは、こだわりの紫蘇の花を添えた「梅」と、
登別温泉の藤崎わさび園さんの「鬼漬け」
(写真の奥が「梅」、手前が「鬼漬け」)
私は、「梅」が特に美味しくて感動しました✨
マスターのおすすめ
こちらも、マスターのおすすめの逸品『うずらの卵』
地元室蘭の「室蘭うずら園」さんのうずらの卵を串にした逸品。
普通のお店は、黄身も固まってしまうのですが、
ここだけしか味わえない半熟状態で本当に絶品です✨
人気サイドメニュー
『もつの煮込み』も是非食べていただきたい逸品です。
長時間煮込んだ、もつがとろっとろで、
優しく深い~味わいが口いっぱいに広がります。
毎日食べても飽きない味です。
実は、もう一品、
鳥スープに焼きおにぎりをいれた「一目ぼれ」も人気メニュー!
今回は、お腹いっぱいで食べられなかったので、次回リベンジします!
キャベツとアルカリイオン水が無料!
『のかおい』さんでは、キャベツとアルカリイオン水(電解水)が0円という
サービスを行っております。
キャベツは、毎日午前中から電解水につけて甘みを出したシャッキシャキで新鮮です。
お口直しにどうぞ♪
お店の仕込みの水としても使用しているアルカリイオン水(電解水)
ちょっとした嬉しいサービスですね。
他の焼き鳥メニューもご紹介!
『ハラミ』は、「おろし」または「ガーリック」がオススメ!
『ハツ』も絶妙な弾力と食感で絶品です✨
『手羽先』は、骨がなく非常に食べやすく美味しかったです!
『しそまき』は、しそと梅と鶏肉が絶妙にマッチして最高!
定番の『とりねぎ』はたれと塩で、お肉がふわっふわで最高です。
『ぼんじり』も、鳥の脂とうまみが口いっぱいに広がる一本!
焼き鳥に合うこだわりの地酒
焼き鳥に最高に合う地酒を取り寄せているそうで、
日本酒好きの方はぜひ!
コロナ感染症対策
『のかおい』さんはしっかりコロナ対策をされておりましたので、
安心してご利用いただけます。
お店に入る際は、マスク着用のお願いと
手の消毒機もございます。
席と席の間の仕切りには、
和風の暖簾で雰囲気を壊さないように。
さらに、焼き鳥屋さんならではの
業務用の換気扇で常時空気の入れ替えや
空気清浄機付き加湿器プラズマクラスターも完備です。
『のかおい』さんの基本情報
住所 | 〒050-0074 北海道室蘭市中島町3丁目17−6 |
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電話 | 0143-44-6858 |
営業時間 | 17:00~22:00 |
定休日 | 月曜日 |
https://www.instagram.com/yakitori_nokaoi/ | |
駐車場 | あり(5台)お店の裏にあります。 |
日によっては、満席で入れないこともございますので、
ご予約されてのご来店をオススメいたします。
スタッフの一言
今回、『のかおい』さんにお話を伺って、
普通に食べに来たら聞けないお話をたくさん聞けて、
いろいろな一面や人間性を知ることができて、
ますますファンになってしましました。
高校時代に知り合いご結婚された奥様と二人三脚で、
お店を切り盛りされている盤木マスター夫妻は、
ボクサーのような、強い信念とやりたいことをストイックに追及し続けるマスターと、
そんな旦那さまを献身的に支える奥様の仲の良さに感銘を受けました。
喧嘩も一切しないという、理想の夫婦像のようなご夫婦でした。
マスターの一番の喜びは、
「毎日お客様が来て下さること」とおっしゃっており、
売上が上がるよりも「毎日お客様が来て下さること」が嬉しいと
語っていたのが印象的でした。
コロナ禍で時短営業中も満席だったようで、
多くの飲食店が大変な思いをしている中、
『のかおい』さんの味とご夫婦の人柄によって
多くのリピーターのお客様が多いとうのも
今回お話を伺わせていただき、
その理由がわかったような気がしました。
二人で食べに行ってお腹一杯食べても、
お会計が約4000円でしたので、
(飲み物は、ビール1杯とソフトドリンク1杯)
お腹も心も満たされて、
さらに、お財布にも優しいのも『のかおい』さんの魅力です!
わたしも大好きな『のかおい』さんの焼き鳥を
まだ食べたことがない方は、
ぜひ一度食べてみてくださいね✨
マスターからメッセージ
焼き鳥『のかおい』は、室蘭名物の室蘭焼き鳥を扱っていない
普通の焼き鳥屋ですが、師匠から受け継いだ焼き鳥を
お肉の鮮度と焼き方にこだわって、
毎日の仕込みから、営業後の最後の掃除まで夫婦で
手を抜かないで嘘偽りなく一生懸命営業しております。
お年寄りからお子様まで幅広い年代の方に
地元の方はもちろん、観光の方、お仕事などでお近くに寄られた際は、
スタッフ一同、心よりお待ちしておりますので、
ぜひ一度『のかおい』の焼き鳥を食べにいらして下さい。
営業時間:17:00~22:00(月曜休日)